こちらはスキップビートの二次創作ブログです。 原作者様及び出版社様等とは全く関係がございません。

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次号はお休みなので自家発電してみました。


バイオレンスミッション フェーズ6 続き妄想                
                       ~ 初めての夜~


全然眠れなかった…。

敦賀さんが隣に寝ていると思うだけで、心臓がバクバクする。
寝返りをうつことさえも出来ず、ただただ壁を見つめて過ごした夜。

───瞳を閉じると鮮明に甦ってしまう、艶めか妖しいあのヒト身体。
その生肌をみるまいと眼球を顔で固定したはずなのに……。

濡れた髪から滴り落ちる雫。
まるで彫刻のように鍛え抜かれた、凛々しい身体。

思いだしちゃダメ、思いだしちゃダメ。
何度打ち消しても、浮かぶのは敦賀さんの姿だけ。


「だめだ、水でも飲んでこよ、う───、……っつ!!!」


ぎゃああああああっ。


慌ててベッドに潜りこみ、頭までシーツをかぶり丸くなる。
なっ、なんていう格好で寝てるんですかっ、敦賀さん!!
せめて、あっちを向いて寝てくださいっ!!

起き上がった私の瞳が捉えたもの。
それは、横向き───私の方を向いて眠る彼の姿。
バスローブは肌蹴け、その逞しい身体が───。


いやああああああ───っ!


シーツの中でジタバタと悶絶する。
どうしよう。あんなの放置していたら私の命が危ないわ。
いっそ、このシーツをかけて隠してしまえば。
そうよ、そうしよう!


「───ん?」


ちょっと待って?
これってもしかしてゆっくり観察するチャンスじゃない?
だって敦賀さん、寝てるんだし。
どんなに見ていても変に思われないじゃない。


───だめよ、キョーコ。日本の女子たるものがハレンチよ? はしたない。


───何言ってるのよ。こんなチャンス、二度とないわよ? 昨日見逃して悔しい思いしたんでしょう?
本当は上から下まで隈なく見たかったんでしょう?


「…………」

そうよ。これも、寸分違わぬ完璧な敦賀さん人形を作るため。

意を決し、敦賀さんの寝ているベッドの前にしゃがみ込み、その寝顔を覗きこんだ。


綺麗な顔……。


顔にかかる長い前髪をそっと掻きあげてみても、頬をツンと突っついて見ても敦賀さんはまったく起きる気配がない。


それでは、失礼して。
乱れたバスローブからのぞく身体を、じっくりと堪…観察させていただきます。


ふんふん。
胸の辺りの筋肉のバランスは───。
鎖骨のラインは、腹筋は───。

「うーん。肩のラインもみたいな…。」

ちょっとめくってみる?

息をひそめて伸ばした手───、


「きゃっ」


───を掴まれて、勢いよく引かれる。
気付けば視界は反転。柔らかいベッドに縫いつけられている。
さっきまで見つめていたはずのその端正な顔が、今度は笑みを浮かべ私を見下ろす。

いやーっ。起きちゃった~っ!!


「……夜這い?」


「ち、ちが!!もう朝ですから!起こそうかと!!」
「朝、ね…。まだ4時にもなってないけど?」

ん?

と、瞳を覗きこみ、ゆっくりと近づいてくる顔。それは唇が触れそうなほどに近く‥‥。

「‥‥っ‥‥、

ご、ごめんなさ~いっ!ワタクシ、昨日見逃した敦賀さんの芸術的なお身体を拝見させてもらおうと眺めておりましたぁっ!」

ゆるして下さ~いっ!

「ふーん。見たかったんだ。それなら言ってくれればいくらでも?」
「は?」

するりと肩からバスローブが滑り、逞しい上半身が露わになる。

「どうぞごゆっくり。心ゆくまでご堪能ください。」
「それはどうもご親切に……って!敦賀さん、これじゃ見えません。離れてくださいっ」

私の顔の両側に肘をつき、覆いかぶさる敦賀さんを両手で押し返す。───が、その身体はびくともしない。

「やだ」
「やだ、って…」

何?急にかわいこぶって。
これは、カインなの?

「このまま寝る」
「なに言って───ひやっ」

首元にかかる息がくすぐったくて思わずあげた声。

「ちょ、兄さん!重い!!」
「………」

ほ、ホントにこのまま寝ちゃう気?



ぎゅっと抱きしめられた身体。
伝わる肌のぬくもりが、甘い香りが──、心地良い……。

「ま、いっか」

その背中にそっと手を回し、ゆっくり瞳を閉じた。

「おやすみなさい、……さん」





オチもなにも全くない‥。
ただ、二人の初夜が書きたかっただけ。

変な妄想、すみませんでした。

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2010.07.09 / Top↑
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