こちらはスキップビートの二次創作ブログです。 原作者様及び出版社様等とは全く関係がございません。

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ブログ名にちなんだお話を書いてみました。
よろしければ、ご覧下さい。

「敦賀さ~ん、起きてください~っ」

寝室の遮光のカーテンを開けると春の柔らかな日差しが降り注ぐ。
ガラリ、窓を開ければ爽やかな風が頬をくすぐる。

「……んん、……キョーコちゃん、俺…昨日寝たの4時過ぎで……」
「何言っているんですか!もう10時ですよ?5時間も寝れば充分じゃないですかっ!」
「……じゃあ、後10分だけ……」
「あっ!!もう敦賀さんってば!折角お出かけしようと思ったのに!」

起~き~て~く~だ~さ~い~、と剥がされた布団
モゾモゾ再び潜り込もうとしていた蓮は、その言葉を聞いて飛び起きた。

「――お出かけ?!」
「はいっ!今日すごく良いお天気ですから。それに久しぶりに一緒のお休みですし」
「ちょ、ちょっと待ってて!すぐ支度するから!」

シャワーを浴び、うきうき支度を済ませた蓮がリビングに入るとテーブルの上には大きなバスケット。

(お弁当? どこに行くつもりなのかな。天気もいいし公園、それとも動物園かな?)

どんなに外でデートしようと誘っても、蓮が街を歩いていたら騒ぎになるからと首を縦にふらないキョーコ。
可愛い恋人と手をつないで歩きたいと常々思っていた蓮の顔が自然に綻ぶ。

「あ、敦賀さん。支度終わりました?」
「うん。コレ、俺が持っていくね」

携帯用のポットを持ってキッチンから出てきたキョーコに笑いかけると、蓮は早く出ようと急かすようにバスケットを持ち上げた。


***


「あの……。キョーコちゃん?」
「はい?なんですか」

コポコポとポットから注がれるコーヒー。
漂う淹れたての香り。
差し出されたカップを受け取りながら蓮はキョーコに問いかけた。

「出かけるんじゃなかったの?」
「そうですよ?だから、ほら!おそとでお弁当です」
「………ここ、俺の家のバルコニー……だよ?」
「知ってますよ。このまえ敦賀さんがこ~んな素敵なガーデンセット買ってくれたんだもん。使いたかったんです」
「いや、でもさ……」
「ダメですか?素敵なプライベートガーデンですよ。…二人だけの」

花咲く公園も、動物園も、ショッピングも、ドライブも楽しいけれど、
青空の下、空に近いこの場所で、のんびり二人っきりのブランチもいいものですよ?


いつも、いつでも、いつまでも。
あなたと、私。
二人でお茶を。
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2010.02.26 / Top↑
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