こちらはスキップビートの二次創作ブログです。 原作者様及び出版社様等とは全く関係がございません。

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このお話は、永遠の物語~ヤキモチやきの恋人~ のアフターストーリーです。

以前、「蓮に可愛がられるキョコたんを!」とコメントいただいて書いたおまけSSのキョコsideになります。
よろしければご覧ください。

蓮sideはこちら。

~ヤキモチ焼きの恋人・おまけ~ side キョーコ

        
「ふ~~、気持ちイイ……」

広いバスタブで手足を伸ばし、のんびりとお湯を楽しむ。
バスルームいっぱいに広がるシャンプーの香りは、敦賀さんと同じ匂いで。
幸福感とともに、ちょっぴり気恥かしさも感じる。

「敦賀さん、すごくがっかりした顔、してたな……」

お風呂くらい、一緒に入ってあげた方がよかったのかな……?

「……っっ‥…」

だっ、ダメよ!
だって敦賀さん、ニコニコしながらじーっと見てそうだもの。

こんな明るいトコロで、身体洗ったり頭を洗ったりしている姿を見られるなんて恥ずかし過ぎる!
それにその……。敦賀さんのだって…………見えちゃうじゃない。

「ムリムリムリムリ。ぜ~ったいに、無理っ!」

脳裏に浮かんだ姿を打ち消す様に、大きく頭を振った。

「あ……、なんか逆上せてきたかも。もうあがろう……」



***



「お風呂、頂きました───」

寝室はすでに灯りが落とされていて
部屋を照らすのは、窓から差し込む銀色の光だけ。
心地よい風にふかれレースのカーテンがゆらゆらなびく。

「───…敦賀さん?」

返事の代わりに聞こえてきたのは、規則正しい寝息。

パチン───
テーブルライトを点ければ、シェードから零れる光が妖艶な寝顔を映し出す。

「…………寝ちゃてる」

珍しい。
私がうっかり寝てしまうことはあったけど、夜の帝王が出現した状態の敦賀さんがなにもせず先に寝ちゃうなんて……。
こんなことって初めてじゃない?

「敦賀さ~ん?」

ツンツン。
頬を突いてみても。

「つ、る、が、さ~ん

さらさらの髪を撫でてみても。
一向に目を覚ます気配はない。
油断させて、ガバ~~!!ってくるのかと警戒してたけど、本当に寝ちゃってるんだ……。

ちょっぴりほっとしたようで。
だけど残念な気もする。
複雑な乙女心。


「──みえないトコなら、いいんですよね?」


バスローブから覗く肌に手を這わせ、少しだけ前を肌蹴けさせ、
逞しい胸元───心地よいリズムを刻むその場所に、そっと口づけ軽く吸い上げた。

「────んっ……」

まずい、起きちゃ───、ってないか。

よく見ればうっすらと色づいているのがわかるソレは、私だけの所有印(シルシ)
このくらいの悪戯、いいよね。

「ふふふ」

眠り姫ならぬ、眠り王子様。
起こさぬようにそっと彼の腕を伸ばし、その付け根に頭を乗せる。

「おやすみなさい」

暖かい胸に頬を寄せ、きゅ。っと抱きついて、瞳を閉じた。

 
                            END
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2011.03.01 / Top↑
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