こちらはスキップビートの二次創作ブログです。 原作者様及び出版社様等とは全く関係がございません。

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うっすら 色…のつもり。
よろしければご覧ください。

前編はこちらから


***


視界にターゲットを捉えたら、息を潜めて柱の陰に身を隠す。
そんな俺に気付く事もなく通り過ぎていく子猫を背後から捕まえて、控室へと引きずり込んだ。

「~~~~~~~~~~っっ」



~ヤキモチ焼きの恋人・おまけ~ side 蓮



「むふんっ、ふぐっ、むふんぐっ ……っ───敦賀さん! なにするんですか、いきなり!! こんなところ誰かに見られたらっ!!」

掌で塞いだ口を、頭を振って逃れたキョーコが上目づかいに俺を睨む。
だけどね? その顔は俺を煽るだけだから。

「大丈夫だよ。誰かに見られるようなヘマはしてないから。
あぁ。でもキョーコがつけた可愛いシルシは、貴島君にみられちゃたけどね」
「えっ?!」
「俺に恋人がいるってバレちゃったみたいだ」

わざとらしくため息を吐いて俯き、困った素振りを見せる。

「っっ!! ご、ごめんなさいっ。私、服を脱ぐような撮影があるって思わなくてっ! ど、どうしよう。今から貴島さんのところに行ってあれはぶつかって出来たあざだって! ただの事故だからって言って───」

不安げな面持ちを浮かべ、今にも弁解をしに部屋を飛び出して行きそうな勢いの彼女を引き寄せポンポンとあやすように背を撫でる。

「大丈夫だから落ち着いて。誰がつけたかはバレてないから」
「で、でも! スキャンダルに───」
「大丈夫だって。貴島君は誰かに流すような男じゃないから。
それにこの世界にも暗黙のルールってものがあるからね。安心していいよ。

───それより……」

「ひっ!」

「随分と可愛い悪戯をしてくれたね?」

彼女いうところの“夜の帝王”で迫れば、予想通りあわあわと慌てだす。その反応に内心ププっと笑いながら、壁際に追い詰めた彼女を両手の檻に閉じ込め「ん?」と顔を覗きこんだ。

「だ、だって! だって敦賀さん寝ちゃうからっ」
「起こして欲しかったな」
「起こしました!! でもぐっすり寝てるし……。ずっと忙しかったから疲れてるんだと思って───」

うん。それが君の優しさだって分かってる。
でも俺は、君を抱きしめている方が幸せで、元気になれるんだ。

「ひゃんっ」

ペロリ。
犬がじゃれるように、君の可愛い鼻先を舐めて。

「悪戯されたらやっぱり“シカエシ” しないとね?」
「仕返しってなんで──────、んっ!」

異を唱える唇を、自分のソレで塞ぐ。

「や…っ。敦賀さん、ダメ……ここ───」

……テレビ局の一室という場所のせいだろう。
首を振って逃れようとする彼女を追いかけて、さらに深く口づける。
頬に、額に、そして首筋に───。

「……ふぅん…………」

時折、甘い声をもらしながらも
腕を突っぱねたり胸を叩いたりして抵抗を見せていたキョーコだが、ようやくスイッチが入った様で、腕を俺の首に絡ませ、自ら唇を押しつけると、深く深く口づけを仕掛けはじめた。

キスに夢中になった彼女を抱き上げ備え付けのソファーになだれ込み、ブラウスのボタンをひとつ、またひとつと外していく。
レースをあしらった淡いピンクのブラをたくしあげ、露わになった白い肌に唇を這わせながら、可愛らしい胸を掬いあげた。

「──────んっ、…………つっ!」

少し強めに吸い上げたそこには、彼女がつけたものより数倍赤いシルシ。
お返しは「倍返し」って相場が決まっているからね。

「───続きは、また今度ね?」

「…………イヂワル…………」

潤んだ瞳で見上げる彼女にドクンと身体の中心が疼いたけれど、流石に俺もこんなところで最後まで致す事は出来ない。

だから今夜──────。

俺のところにおいで?

                             ─── end




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2011.04.16 / Top↑
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