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桜の恋 後編
俺は、親戚であるアリサを車の助手席に乗せていた。
それはある目的のために他ならない。
俺の片思いの相手最上さんに卒業式に花束を贈るため、
フラワーアレンジメントの会社を経営するアリサに花束を作ってもらい彼女に受け取ってもらう。
猫の手は親戚をも使えと思い、思い切って彼女に相談するために一緒に移動をしていた。
まさかそんなシーンを俺の最愛の相手最上さんに見られるとも知らずに・・・。

ダークムーン以降彼女も売れ始めて俺と肩を並べるほど演技派女優と呼ばれてもうそろそろ告白しても大丈夫かとそう感じ始めていた。俺の名前に押し潰されることもないほどの女優に成長した彼女は輝き磨かれて他の馬の骨が増え始めていた。
もうこうなってはどれほど牽制をかけようが一部の隙も見せられない。
そして手配が終わり選んだ花はバラをかたどった、ダイアモンドフラワーの花束一見ブリザードフラワーだと思いきやその花束はダイアモンドがちりばめられているとも傍目にはわからない。

高いものを送ると遠慮しがちになる彼女を安物だといって渡せるものがこれである。
アリサは、普通プロポーズをするときにその花束は使うと言っていたが、俺としてはいつでも永遠を誓える相手である事は確か
だが、卒業式数日前に最上さんに会おうにも会えずに変な誤解をされているとは思いもよらなかった。

LME事務所に出社して、彼女がいるとの情報を社さんに聞きつけて移動をしていた。
そして倉庫で書類整理をしている彼女を見つけた。
そこには彼女だけではなく琴南さんも一緒にラブミー部の仕事を行っている。

「最上さん・・・琴南さんおはよう」
「「おはようございます・・・敦賀さん」」
「「何か御用でしょうか?」」
「ちょっと最上さんに話が合ってきたんだけど琴南さん席はずしてもらえないかな?」
「いえ・・・私に構わずにどうぞお話ください。」
その時、最上さんは悲しいような瞳をして俺をただ見つめている
そこには誤解のせいで捻じ曲がった事実があるとも知らず。

「あの・・・最上さん・・・もう少しで卒業だろ?そのとき俺が君を迎えに行きたいんだけど良いかな?」
「どういう風の吹き回しですか?なぜ敦賀さんが私を迎えに来るのですか?」
その言葉を聞いたときとっさに琴南さんが俺と最上さんの間に入って俺はなぜかわからないが睨み付けられて、なぜ睨まれるのかと頭の中では不思議に思っていた。
「敦賀さん・・・敦賀さんにはふさわしい彼女さんがいらっしゃる筈です!!余計なことをキョーコに言わないでください!!」
そう言った後に目を潤ませながら苦しく切ない表情で最上さんは俺を見つめている。
俺になぜ彼女がいるという話になっているのか不明だ
俺は最上さんと会ってから彼女を作ったことはないが・・・?

「俺に彼女はいない!!何か誤解をしているんじゃないか?」
「白を切るおつもりですか?見損ないましたまさか二股をかけるつもりですか?」
「はいぃー・・・?あの・・・何を誤解して君達は言っているのかわからないけど俺に彼女はいない。」
その時に最上さんが美緒の眼光で睨みつけ一言を放つ
「私見ました・・・こないだ助手席に彼女を乗せていたじゃないですか?その方はどうなさるおつもりですか?まさかとは思いますが、紳士にあるまじき態度を・・・するつもりですか?」

「何ですか・・・あの時も思ったんですが、プレイボーイ?」
「だからあん時も言ったけど違うって言ってるだろ?」
「まさかとは思いますが、私で遊ぶつもりですか?それはプレイ・・・」
「誰が遊ぶつもりなんて言った?」
「では、その方と私をどうするおつもりですか?」
「だからその方って誰?」
「3日前に助手席に乗せていたじゃないですか!!」

合点がいったとはこの事を言うのか?
あの時会っていたアリサを彼女と勘違いをしているのか?
確かに助手席へ乗せていたが、彼女の店には最高品種のバラがないということで案内をさせて某有名なフラワーショップへと赴いていた。
そこで手に入れたバラを後部座席に乗せて移動中に見られていたか?それとも相談中見られていたか?

「わかったよ誰の事を言っているのか?彼女は俺の親戚だよ・・・なんなら彼女呼ぶけど」
「わかりました。すみません敦賀さん・・・私の誤解だったようですね。ところで、どうして私を迎えに行こうと思われたのですか?」
「それはね・・・その時まで秘密ということで・・・」

さすがに今それを言うわけにはいかない
ムード無さすぎだろう?
いくらなんでもメルヘン思考の彼女に今それを言ってしまえば湾曲にとられておしまいになる上ムードがないと叱責を受ける。。
それはどうしても避けたいことで・・・
そんな思考にとらわれていると琴南さんがこそっと最上さんに一言継げているとも知らずにいた。
良かったわねキョーコ
うん・・・いろいろありがとうモー子さん

~卒業式当日~

 門の前にはたくさんの男の車が横付けされている
そんな中でも跳びぬけて目立つ高級車フェラーリから一人の男が降り立つ
門には美しく桜が舞い散りよりその容貌から目立つことこの上ない麗しい男が愛しい女を待っていた。
卒業式を終えて袴姿の彼女が歩いてきていた。
その風体は儚くそして美しく白磁の首筋が艶めかしい
その様子を門前にいる男達を虜にするといわんばかり。
男達の視線はキョーコに集中している。
ごくんと生唾を飲み込む音に苛つく。

「こっちだよ・・・最上さん」
そう言うと嬉しそうな今にも零れんばかりの表情で駆け寄ってきていた。
それを見た男達はがっかりといった様子に彼女を占領できる優越感を感じる。
バラの花束を差し出し顔を染める姿は可愛らしさの中に色気を感じさせた。
「最上さんお疲れ様・・・じゃぁ行こうか?」
「はい・・・今日は来てくださってありがとうございます。」
車を走らせること1時間それは、桜並木にひっそりと佇む教会へ着いて門前に手を引いて促す。

「あ・・・あの・・・敦賀さん?なぜこのような?」
「わからない?君も高校卒業したことだしそろそろ良いかと思って!」
「な・・・何がですか?」
「最上キョーコさん好きです。俺と・・・結婚前提で付き合ってください。」
「えぇ?ええええぇぇぇーーーーー?あ・・・・あの・・・・私なんかで良いんですか?」
「君がいいんだ!」
「わわわわわ・・・・・たたしも・・・・ずっとずっと・・・・好きでした。」

その言葉を紡いだ時お互いに赤い顔をしてぎゅっと抱き合っていた。
キスをしようと蓮が手を伸ばすと桜がぶわっと舞い上がり二人を覆い隠してその隙に柔らかいキョーコの唇にちゅっとキスをした。
依然キョーコは赤い可愛らしい顔のまま固まっていた。
「キョーコこれからもよろしくね!」
「はい・・・こちら・・・こそよろ・・・・よろ・・・宜しくお願いしますね。」

おしまい




舞い散る桜の中でのチューですよ。(うっとり)
二人の気持ちも、周りの景色も桃色ですよ。
高校と同時にラブミー部も卒業ですね。

甘いもの好きな私の「季節を絡めた甘アマ蓮キョ」のリクを叶えていただいてありがとうございました。
これからも宜しくお願いします。

ご感想はこちらへ。 艶やかな微笑/peach tea no1 様
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2010.04.02 / Top↑
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