こちらはスキップビートの二次創作ブログです。 原作者様及び出版社様等とは全く関係がございません。

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ひなたさんファンの皆様、大変ながらくお持たせ致しましたっ!
2万HIT記念リクエストSS 第7話をお届けです!

ひなたさんの奏でる素敵なパラレルの世界へ、行ってらっしゃいませ~。


Falling into you 7



「キョーコっ!キョーコ!!」

コーンのピアノにウットリと聞き入っていると聞こえてきた私を呼ぶ声。

「あっ!ショーちゃんだ」

そう言えば、今日はショーちゃんに連れられてここへ来た事を思い出した。

「キョーコちゃん、この声が…ショーちゃん?」

ピアノを弾きながら、コーンがそっと尋ねてくる。

「うん。…私、今日、ショーちゃんと一緒に来たの。ショーちゃんのピアノ、特別に聞かせてくれるんだって」

いつの間にか姿を消した私を捜しているのだろう、ショーちゃんの声が焦っているように聞こえる。

「…そっか。じゃあ、急に姿を消したキョーコちゃんを捜してるんじゃないの?」
「うん…でも、コーンのピアノ…」

ショーちゃんの所へ行くのなら、コーンのピアノは聞く事ができない。

行かなきゃいけないとわかっている。ショーちゃんに心配をかけちゃいけない。でも、もっとコーンと一緒にいたい…。

「……また、いつか…会えた時に……。同じ曲をキョーコちゃんの為に弾くから」
「本当?…ねぇ、次って…いつ会えるの?」
「うん……俺、今日で遠くへ行くから…いつかはわからないんだ」
「そんなのヤダっ!行かないで、コーンっ!!」

コーンの奏でるピアノの音が少しだけ哀しそうに聞こえるのは、私の気のせい?

「……絶対に帰ってくるよ。約束する。だから…俺の事、忘れないでいて?」



********



「大体、先生は無駄にフェロモンを垂れ流してるのよねっ!!」

教室を飛び出し、ブツブツと文句を言いながらだかだかと足音をさせて歩く。

(な、何が…「直接、舐めて綺麗にしてあげる」よ…っ!は、破廉恥なんだからっ!)

長い指が口端を撫でた感触を思い出し、そこにそっと指で触れてみる。指先が少しだけ唇に触れたと思ったのは、気のせい……?

(先生の指、優しかった…な…)

優しく触れた感触、指についたクリームを舐めとった赤い舌。私に向けられた視線…。

思い出せば思い出すほど顔が火照ってきて、思わず足を止めて両手で顔を覆った。

「キョーコっ!?」

急に背後から肩を引かれ、驚いて振り向くとギターケースを背負った男の人が立っていた。

「えっ?……ショー、ちゃん?」

金に近い茶色の髪、スラリとした体躯。ジャラジャラとアクセサリーを着けているけれど、それがとてもよく似合っている。
中学の卒業と同時に引っ越してしまったけれど、それまではずっと一緒に育ってきた幼馴染みのショーちゃん。私とピアノを…ううん、私とコーンを出会わせてくれた人。

あの時、結局、迎えにきたショーちゃんのせいでコーンのピアノは最後まで聞く事ができなかった。でもそれは、勝手にショーちゃんから離れた私が悪いし、コーンとは約束をしたもの……いつか、きっと会える。

「…久しぶりだな、キョーコ」
「うん。ショーちゃん、元気だった?」

ショーちゃんと会うのは、中学を卒業して以来だから約一年ぶり。

(一年で随分と変わったなぁ…)

ショーちゃんは昔から女の子によくもてた。幼馴染みだから…という理由で親しかった私は、よく女の子達の嫉妬の対象にされていじめられったっけ。
一年前よりも背が伸びて、子供っぽさもなくなって…さらに格好良くなったと思う。きっと今も、もててるんだろうなぁ…。

「あぁ…。お前、髪切ったんだな」
「あっ、うん…。変、かな?」

中学を卒業した時、私は黒いセミロングだった。今の私は、バッサリとショートヘアにして髪も栗色に染めていた。

「…別に。それよりお前、連絡くらい寄こせよな」

ふて腐れた様に言うショーちゃんは、昔のままでなんだか懐かしい。

「ごめんね?……ショーちゃんこそ、こんな所でどうしたの?」
「この先で、スタジオ借りてっから。お前こそ何やってんだよ?」
「私は、ピアノ教室の帰りだよ?スタジオって…?」
「バンドやってんだよ。……お前、まだピアノ弾いてんの?」
「うん。ショーちゃんみたいに弾けないけど、好きなんだ」

コーンと別れた後に聞かせて貰ったショーちゃんのピアノ。
ショーちゃんは、先生に「十年に一人の逸材」って言われるほどにピアノが上手だった。ただ…私は、コーンのピアノの方が好きだったけれど。

「ふぅ~ん…。なあ、キョーコ」
「なぁに?」
「お前…うちのバンドでキーボード弾けよ」


→NEXT coming soon




毎回おなじみのセリフ、今回も言ってみましょう。

「ひなたさん、切れてますよ?」

相変わらず見事な切れ味☆
どうする、どうなる? とドキドキです。

希望としては‥
「お断りよ!バカしょう!」
ですが(笑) ‥‥ないでしょう。

ひなたさん、8話も楽しみに待ってます。

ご感想はこちらへw  You're My Only Shinin'Star  / 日向ひなた様 

ひなたさん、多忙につきコメ一時、撤去だそうです。
寂しいなぁ‥ 
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2010.05.26 / Top↑
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